新築の24時間換気システムとは?シックハウス予防と空気汚染対策を解説 | 福井県おおい町・小浜市で注文住宅なら自社責任施工のフジホーム(富士良建設)

新築の24時間換気システムとは?シックハウス予防と空気汚染対策を解説

(2026年02月15日)

新築の住まいを検討する際、快適な空気環境は日々の暮らしの質を大きく左右する要素の一つです。
窓を開けるだけでは届かない、家全体の空気の質を保つための工夫として、ある設備が注目されています。
それは、目に見えにくいながらも、毎日の健康や快適な暮らしを支える重要な役割を担っています。

 

新築の24時間換気システムとは

 

シックハウス症候群予防のため

 

新築住宅では、建材や内装材、家具などから発生する化学物質が原因で、シックハウス症候群と呼ばれる健康被害が懸念されていました。
この問題への対策として、2003年の建築基準法改正により、住宅への24時間換気システムの設置が義務化されました。
これは、室内空気を常に新鮮な状態に保ち、居住者の健康を守るための重要な措置です。

 

高気密化による空気汚染対策

 

近年の住宅は、断熱性や気密性が高められています。
これは省エネルギーや快適な室内環境を実現するために有効ですが、一方で、室内に化学物質や湿気がこもりやすくなるという側面もあります。
24時間換気システムは、こうした高気密住宅においても、計画的に空気を入れ替えることで、室内の空気汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持する役割を果たします。

 

 

24時間換気システムの仕組みと種類

 

給気と排気で空気を循環

 

24時間換気システムの基本的な仕組みは、住宅に取り付けられた給気口から外の新鮮な空気を室内に取り込み、排気口から室内の汚れた空気を外に排出することです。
この一連のサイクルにより、1日に家全体の空気が約半分以上入れ替わるように設計されており、常に室内の空気を清浄に保つことを目指しています。

 

第一種第二種第三種の換気方式

 

24時間換気システムには、給気と排気の方式によって主に3つの種類があります。

第一種換気は、給気と排気の両方をファン(機械)で行う方式です。
空気の流れを機械が制御するため、換気量を安定させやすく、効率的な換気が可能です。
熱交換器を搭載したタイプもあり、外気を取り込む際に熱を回収して室温に近づけることで、冷暖房の負荷を軽減できます。
第二種換気は、給気のみをファンで行い、排気は自然換気とする方式です。
室内の気圧が外気圧より高くなるため、外部からのホコリや花粉の侵入を防ぎやすいという特徴があります。
主に工場やクリーンルームなどで採用されますが、住宅で採用されることは稀です。
第三種換気は、排気のみをファンで行い、給気は自然換気とする方式です。
住宅で最も多く採用されている方式であり、第一種換気に比べて設置や運転にかかるコストを抑えやすいというメリットがあります。
室内の湿気がこもりにくく、結露の抑制に効果的とされることもあります。

 

 

まとめ

 

新築住宅に義務付けられている24時間換気システムは、シックハウス症候群の予防や、高気密化が進んだ住宅における空気汚染対策として、非常に重要な役割を果たしています。
給気と排気の仕組みにより、室内の空気を常に新鮮に保ち、健康で快適な住空間を維持するために不可欠な設備です。
第一種、第二種、第三種といった換気方式にはそれぞれ特徴があり、ご自宅の環境や優先する点に応じて適切なシステムを選ぶことが大切です。
このシステムを適切に稼働させ、良好な室内空気環境を保つことは、長期的な健康維持や住宅の長寿命化にも繋がります。

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