鬼門に玄関がある家の風水対策と位置関係の確認方法

（2025年10月08日）

家の間取り図と方位磁石があれば、簡単に家の鬼門と玄関の位置関係を確認できます。
今回は、その具体的な方法と、玄関が鬼門にある場合の風水対策について説明します。

 

家の鬼門と玄関の位置関係を確認する方法

 

間取り図で鬼門を特定する

 

まず、間取り図を用意します。
間取り図には、建物の北の方位が通常記載されています。
北が分かれば、他の方位（東、南、西）も特定できます。
鬼門は北東の方位にあたりますので、間取り図上に北東の方位を特定し、その位置に当たる部屋や玄関があるかを確認します。
建物の形状によっては、正確な鬼門の位置が少しずれる場合もありますので、建物の中心部を基準に判断するのが適切です。
間取り図だけでは判断に迷う場合は、方位磁石を用いてより正確な方位を確認することをお勧めします。

 

方位磁石で玄関の方位を確認する

 

次に、方位磁石を使って玄関の方位を正確に確認します。
玄関ドアの前に方位磁石を置き、水平を保ちながらゆっくりと回転させ、磁針が安定した状態を確認します。
磁針が示す方向が玄関の方位となります。
この際、周囲に金属製品や電子機器がないか確認し、それらが磁針に影響を与えないように注意が必要です。
正確な計測のためには、複数回測定を行い、平均値を算出するのが良いでしょう。
得られた玄関の方位と、先ほど間取り図で特定した鬼門の方位を比較することで、玄関と鬼門の位置関係を特定できます。

 

鬼門に玄関がある場合の風水対策とは？

 

鬼門に玄関がある場合の影響

 

玄関が鬼門に位置する場合、風水では、邪気が入りやすく、家全体に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。
具体的には、金運の低下や健康問題、家庭内の不和などが懸念されます。
しかし、これはあくまで可能性であり、必ずしも悪いことが起こるとは限りません。
風水はあくまでも参考として捉え、過度に不安になる必要はありません。

 

鏡を設置して邪気を跳ね返す

 

玄関が鬼門にある場合の一般的な風水対策として、八角鏡の設置が挙げられます。
八角鏡は、邪気を跳ね返す効果があるとされ、玄関に取り付けることで、鬼門から入る邪気を防ぐ効果が期待できます。
鏡のサイズは、玄関の広さに合わせて適切なものを選び、高すぎず低すぎず、適切な高さに取り付けることが重要です。
また、鏡の材質や色にもこだわり、清潔感を保つことで効果を高めることができます。

 

観葉植物で気を浄化

 

観葉植物は、空気の浄化だけでなく、風水においても気を浄化し、良い気を呼び込む効果があるとされています。
鬼門に玄関がある場合は、生命力のある観葉植物を玄関に置くことで、邪気を吸収し、家の気を清浄化できるでしょう。
ただし、枯れたり弱ったりした植物は逆効果となるため、常に健康な状態を保つよう注意が必要です。
植物の種類も重要で、生命力のある観葉植物を選ぶようにしましょう。

 

玄関マットで邪気を払う

 

玄関マットは、玄関に訪れる人の第一印象を左右するだけでなく、風水においても邪気を払う役割を果たします。
鬼門に玄関がある場合は、濃い色の玄関マットを敷くことで、邪気を吸収し、家の中に邪気が入り込むのを防ぐ効果が期待できます。
素材やデザインにもこだわって、家の雰囲気に合ったものを選びましょう。
定期的に掃除を行い清潔に保つことも重要です。

 

 

まとめ

 

今回は、家の間取り図と方位磁石を用いて鬼門と玄関の位置関係を確認する方法、そして玄関が鬼門にある場合の風水対策について解説しました。
玄関が鬼門にあっても、適切な風水対策を行うことで、悪い影響を軽減できる可能性があります。
ただし、風水はあくまでも参考であり、過信しすぎることなく、快適な住まいづくりを心がけてください。