注文住宅を建てたい方必見!水回りのポイントを紹介!
「注文受託では水回りが大切だと聞いたが、何に注意すれば良いのかわからない」と悩んでいる方はいませんか。
利便性を追い求めたくなりますが、それ以外にも重要な点はあります。
そこで今回は、注文住宅の水回りについて解説します。
□水回りを集める
まず初めに、水回りの間取りを決めるときは1箇所に集めることがポイントです。
なぜなら、配管工事のコストを安くできるとともに、メンテナンスがしやすくなるからです。
依頼者と業者の両方にメリットがあるため、1箇所に集めた方が良いでしょう。
コスト面に関して、水回りの配管コストは建築コストに大きく影響します。
一般的に、水回りが複数箇所に散らばっていると配管工事が複雑になります。
複雑になる分業者の労力も必要となり、コストが多くかかります。
また、メンテナンスも1箇所に集まっていた方が行いやすくなります。
仮に、配管詰まりや漏水が起きたとしましょう。
業者は、詰まりや漏水の原因を調べ、必要に応じて部品の交換や継ぎ足しを行います。
このときに、配管が近い位置にあれば、調査に時間はかかりませんし、部品の大きさや数も少なくて済みます。
水回りを1箇所に集め、各スペースをコンパクトにまとめようとする方も多いです。
例としては、タンクレストイレがわかりやすいでしょう。
タンクを搭載しないトイレであるため、トイレのスペースをコンパクトにできますが、一度に水が大量に使われるため、水回り全体の水圧が弱くなります。
水回りのスペースをコンパクトにするのは大切ですが、メリットとデメリットを比較しながら、いくつかの候補を検討しましょう。
水回りを1箇所に集めると聞くと、利便性の面が頭に浮かぶと思いますが、コスト面でも重要であることを覚えておきましょう。
□音に注意する
続いての水回りのポイントは音です。
水回りの使いやすさを重視する方はいますが、多くの方は音にまで注意が向きません。
ただ、水回りには、トイレを流す、シャワーを使う、といったように必ず音がします。
ここでトラブルになりやすいのが、寝室と水回りが近いことです。
家族の中で帰宅時間が遅い方と起床時間が早い方がいた場合、夜中にするトイレの排出音がトラブルの原因になることが考えられるでしょう。
また、2階に水回りの設置を考えている方も注意が必要です。
2階の排出音は1階にも響くことは少なくありません。
夜中に洗濯を回さないといった配慮はできると思いますが、トイレやお風呂に入らないことは難しいでしょう。
できるだけ実生活と結びつけて間取りを考えましょう。
□まとめ
今回は、水回りの間取りでの大事なポイントを紹介しました。
まずは、コスト面でもメンテナンス面でも大切である「水回りを1箇所に集める」ことは意識しましょう。
また、音も後々問題になる可能性があるため、実際の生活を想像しながら間取りを決めましょう。
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