ZEH住宅の種類はなにがある?特徴も併せて紹介します! | おおい町・小浜市で注文住宅ならフジホーム(富士良建設)

ZEH住宅の種類はなにがある?特徴も併せて紹介します!

(2024年03月15日)

持続可能な未来への道は、省エネルギーと自然との調和から始まります。
その中で、エネルギー自給自足を目指す家づくりに関心を持つ人が増えていることは、時代の必然かもしれません。
この記事では、ゼロエネルギー住宅(ZEH)の魅力と実現への道のりを掘り下げています。
未来志向の暮らしを模索している皆さん、この機会にぜひご覧ください。

 

□ZEH住宅特徴について

ZEH住宅は、エネルギー消費量を最小限に抑えつつ、必要なエネルギーを自ら創出することで、エネルギーの自立を目指した住宅です。
ここでは、ZEH住宅が目指す3つの大きな特徴について解説します。

1:高気密・高断熱

外壁や窓などの建築素材に高い断熱性能を持つものを用いることで、外気温の変動に強い快適な室内環境を実現します。
高気密・高断熱設計により、夏涼しく冬暖かい居住空間を提供し、エネルギー消費の低減に貢献します。

2:省エネルギー性

ZEH住宅では、エアコンや給湯器といった省エネ型の設備を導入し、HEMSを活用して家庭内のエネルギー収支を管理します。
このようにして、住宅のエネルギー効率を高め、消費エネルギーの削減を実現します。

3:創エネルギー性

太陽光発電システムなど、再生可能エネルギーを活用して自家発電を行い、消費するエネルギーよりも多くのエネルギーを創出します。
これにより、エネルギー供給の自立を目指し、環境への負荷を軽減します。

□ZEHの種類とそれぞれの目指す未来

ZEHの取り組みは、その実現度合いによって複数のカテゴリーに分けられます。
ここでは、ZEHの5つの種類を紹介し、それぞれがどのような未来を目指しているかを見ていきましょう。

1:ZEH

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)は、建築物省エネ法における省エネ基準を上回る断熱性能やエネルギー効率の高い設備を導入し、再生可能エネルギー源からのエネルギー生成によって、住宅が消費する一次エネルギー量を100%以上カバーする住宅です。
これにより、住宅がエネルギーの収支をゼロ以上に保ち、環境に優しい持続可能な生活を実現します。

2:ZEH+

ZEH+(ゼッチ・プラス)は、ZEHの基準をさらに上回り、省エネ基準から25%以上のエネルギー消費量を削減するとともに、高度なエネルギーマネジメントや電気自動車を活用した自家消費の拡大など、2つ以上の追加要素を採用した住宅です。
この高い目標を達成することで、よりエネルギー効率の高い、未来に向けた住宅の形を提案します。

3:ZEH Oriented

ZEH Oriented(ゼッチ・オリエンテッド)は、省エネ基準から20%以上のエネルギー消費量を削減した住宅で、特に都市部や狭小地、多雪地域に建設される住宅に適用されます。
再生可能エネルギーの導入によるエネルギー自立ではなく、省エネを通じてエネルギー消費量の削減に重点を置くことで、さまざまな立地条件下でも実現可能なZEHを目指します。

4:Nearly ZEH

Nearly ZEH(ニアリー・ゼッチ)は、省エネ基準から20%以上のエネルギー消費量を削減し、さらに再生可能エネルギーの導入により75%以上100%未満のエネルギー消費量削減を達成する住宅です。
完全なZEHには至らないものの、大幅なエネルギー削減を実現し、エネルギー自立に大きく寄与します。

5:Nearly ZEH+

Nearly ZEH+(ニアリー・ゼッチ・プラス)は、Nearly ZEHの条件を満たしつつ、さらに省エネ基準から25%以上のエネルギー消費量削減を実現し、外皮性能の強化や高度エネルギーマネジメントなど、2つ以上の要素を採用した住宅です。
これにより、Nearly ZEHよりも一歩進んだ省エネルギー性能を持つ住宅を目指します。

□まとめ

ZEH住宅は、環境意識が高く将来のエネルギーコスト削減を考える家庭にとって、理想的な選択肢の一つです。
高気密・高断熱、省エネルギー性、創エネルギー性の3つの特徴を持ち、さまざまな種類があります。
これらの住宅が目指す未来は、エネルギーの自立と環境への配慮にあります。
自分たちのニーズに最適なZEH住宅を選ぶことで、快適な住環境と省エネルギー生活の実現が可能です。

当社は、小浜市・おおい町周辺で、自然とのつながりを大切にした家づくりを行っています。
外と内が繋がる開放的な空間で、穏やかな時間を過ごしませんか。